2013年12月、抗がん剤治療を始めて数日経った頃、顕著な効果が現れました。
食べ物が抵抗なく胃の中に入っていくんです。それも、底なしか、と思えるほど沢山の量を食べられるんです。健康な時と同じ感じです。
2013年1月に慢性胃炎と診断された頃から、ちょっと食べると喉で蓋が閉まったようになり、それ以後、1時間ばかり、胃が固まったようになって、苦しい思いをしていました。一食あたりの食べられる量が少ないため、食べる量を間食で補っていましたが、それでもこの1年間で体重は65kgから61kgまで落ちていました。
それが何のストレスもなく、食べられるんです。胃が柔らかくなったのを実感しました。抗がん剤がかなり効いてるな、と思い、希望が持てました。
一方、副作用は、というと、吐き気止めを服用しているからか、極軽~い吐き気がある程度です。吐くことはなく、何となく喉の辺りが不快、っていう程度です。
それでも、TS-1を飲み続けている2週間は食欲が湧かず、体重がさらに減って58kgになってしまいました。1週間の休薬期間に入ると、食欲が出て食べる量が増えたため、61kgに戻りました。
抗がん剤の副作用はかなり辛い、と聞いていたので、この程度の副作用なら、全然、問題ないじゃない、楽勝!、と思いました。後々、この時の思いは大間違いであることがわかり、副作用に苦しむことになりますが…。
後になって知ったことですが、1クール目の抗がん剤の量は、体重に対するMax量の80%でした。また、体内に抗がん剤が蓄積されていないため、副作用が軽くて当然だったのです。
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