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紅光

Author:紅光
紅光(男、54歳)です。
2013年12月にスキルス性胃ガン(ステージIV)の告知を受け、闘病生活が始まりました。

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治験選択

本日、治験の実施医療機関の担当医師を尋ね、治験の対象に該当するか否かを確認してきました。

結論は、望むのであれば必要な検査をして製薬会社に申し込むとのことでした。

つまり、門前払いではなく、可能性はあるとのこと。

ただ、骨転移をしているので、治験薬によって骨のがん細胞が攻撃された時に骨がどうなるかわからない、骨の正常細胞も破壊されてしまうかも知れない。

骨転移を治療するための薬と治験薬との併用によって、どのような有害事象が出るかわかっていない。

骨の治療を中止している間に、日常生活に支障が出るくらいに骨転移が悪化する可能性がある。

それよりも、胃がんに承認されている薬で未使用のものが残っているから、そちらを使ってみた方が安全なので良い、とのことでした。

また、私は、あえて、主治医から最後と言われたサイラムザを残した状態で治験に参加し、治験薬が効かない場合。または強い副作用が出た場合にサイラムザに戻る、ことを考えていました。

しかし、この治験に参加している患者は、大半がサイラムザの後に治験薬を用いており、それなりの安全性も確認できているが、治験の後にサイラムザを使った患者はいないので、サイラムザに戻った時に何が起こるかわからない、とのこと。

それゆえ、今の段階では、治験はリスクが高く、勧めない、と言われました。

承認済みの全ての抗がん剤を使い切った時に、今回のに限らず、治験があれば紹介できる、とのこと。
明日まで保留し、明日、治験でいくか承認済みの薬でいくか、返事することにしました。

その他、今回の治験とは関係のない、私と家内の幾つもの疑問に丁寧に答えてくれました。気がつくと1時間半も経っていました。

医師として、科学者として、使える薬が残っているにもかかわらず、未知のリスクがある薬を安易には勧められない、との医師の言葉が鳴り響いています。

また一人、患者を思う素晴らしい医師に出会えた、と思いました。

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