今朝も手足の痺れはありますが快調です。痺れは、今日、明日には治るというものではなく、副作用の中でも不可逆的なものなので、一生この痺れと付き合っていくことになります。その覚悟はできたー

、という心境です。
毎週日曜日の朝7:00~7:30、TBSテレビで「健康カプセル!ゲンキの時間」という番組が放送されています。9月7日(日)の放送は、「~カギは早期発見&早期治療!~最新!がんに負けない対策法」という内容でした。視聴された方もいらっしゃると思います。
番組の中で、食事療法によって救われた方のインタビューがありました。そのインタビューや前後の放送内容からは、あたかも書籍やテレビ番組などで有名な食事療法によって癌による死から生還できたかのような印象を受けます。
しかし、実際には抗がん剤治療とこの食事療法とを併用していました。番組内では、ナレーションでさらっと一言「抗がん剤治療と併用」と言っているだけで、うっかりすると聞き逃してしまう程度の扱いでした。この一言に気づかないと、抗がん剤をしないで食事療法をしていれば癌は治る、みたいな極端な思いに囚われてしまうおそれがあります。
私は、食事療法を否定するつもりはありません。実際、私も体に良いものを摂るため、有名な食事療法の書籍を何冊も読み漁りました。そして、当番組で紹介されていた医師の勧める食事療法に納得し、厳密に、ではありませんが、緩~くアレンジして実践しています。体に悪いものを食べるよりは良いものを食べた方がいいのは当たり前のことですから。
ただ、今回の番組の内容に、抗がん剤を排するような意図を感じ、とても違和感を覚えました。実際に抗がん剤が効いている人達もいるはずです。抗がん剤の副作用は辛い、と巷では言われていますが、私のように毎日「快調です!」という人もいます。抗がん剤の副作用の出方は、万人に等しく同じではなく、人によって違います。
公共の電波を使って放送する以上、抗がん剤治療と食事療法とを併用した結果、抗がん剤が効いたのかもしれないし、食事療法が効いたのかもしれないし、あるいはその両方が効いたのかもしれない、ということを、きちんと明言すべきだと思います。また、抗がん剤の副作用も個々人で違うため、一概にきつい、辛い、というものではないことも、きちんと視聴者に伝えるべきだと思います。
Re: さあやん様
できれば、代替療法を推奨するような番組だけでなく、抗がん剤治療や標準治療の現状を正確かつ明解に伝えるような番組を放送して欲しいですね。
さまざまな治療法の情報が提供された上で、患者の自己責任でいずれかの治療法を選択できればいいなぁ、と思っています。
さあやんさん、病は気から、です。TS-1とシスプラチンを信じましょう。きっと良い方向へ向かいますよ。そうなるよう、祈っています。
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