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紅光

Author:紅光
紅光(男、54歳)です。
2013年12月にスキルス性胃ガン(ステージIV)の告知を受け、闘病生活が始まりました。

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検査について一言(二言、三言?)

今日は、かなり長文です。

スキルス胃ガンで遠隔転移などがない場合、ステージはIIとかIIIになります。この場合、標準治療では即、一部であれ全部であれ、胃切除手術でしょう。

十分に根治も望めます。実際、NPO法人希望の会には、術後5年以上、元気で過ごされている方が何人もいます。希望の会は、主にスキルス胃ガンの患者や家族を支援することができたら、と思って私が設立した患者会です。

一方、スキルス胃ガンで腹膜播種がある場合、ステージはIVになります。当然、標準治療では、手術不適応となり、残された治療法は抗がん剤治療です。

確定診断前の検査でステージIVが疑われる場合には、審査腹腔鏡を行い、医師が腹腔鏡によってレンズを通して映し出される画像を観ながら腹膜播種の状態や他臓器への転移などを確認します。

例えば、CTの画像で腹水が認められれば腹膜播種があることが疑われると思います。私の場合がそうでした。

外来でのCT検査の結果、僅かに腹水が認められました。主治医は腹膜播種を疑い、すぐに私は入院して審査腹腔鏡を受けました。審査腹腔鏡の際に細胞を採取して生検もしています。

その結果、腹膜播種が確認され、ステージIVの確定診断が下りました。この検査から確定診断までの一連の流れについて、私は大変に納得しており、丁寧に診断してもらえたと思っています。

どこの病院でもこのような流れで診断を確定するのが当たり前のことだと思っていました。しかし、希望の会には、いきなり開腹手術をしたら腹膜播種があったため、胃を切除せずに閉腹したという患者が何人もいます。

このような患者達は、医師から術前、「ステージII」とか「ステージIII」とか言われていたのに、術後、「実際はステージIVだったので、抗がん剤治療をします。」と言われています。

ステージIVであるなら、最初から手術不適応であり、まずすぐに開腹手術をするようなことはなかったでしょう。例えば術前の抗がん剤治療によって腹膜播種を消滅させてから胃切除手術を行っていたかもしれません。

何かおかしくないですか?。

医師は、種々の検査の結果、ステージIVではない、だから審査腹腔鏡は不要、と診断したのでしょう。そこのところは、素人の私が口を挟む問題ではないと思っています。その医師が、プロとして自らの経験や知識に基づいて「ステージIVではない」と判断したのでしょうから。

ただ、例えばCT画像で腹水が認められないから腹膜播種がない、癌性腹膜炎ではない、と判断しているとしたら、余りにもお粗末、としか言いようがないと思ってしまいます。

というのは、私は、確定診断前のCT画像では僅かに腹水が認められましたが、その後もずーっと腹膜播種がある、それも決して軽いという程度でない腹膜播種があるにもかかわらず、その後、何回か行ったCT検査の画像では腹水が認められていません。

つまり、腹膜播種があってもCT画像で腹水が認められないこともある、ということです。換言すれば、CT画像で腹水が認められないからといって腹膜播種がないことにはならない、ということです。

腹膜播種は、腹膜に細かい癌細胞がばらまかれている状態であるため、CT画像には映らないと聞いたことがあります。従って、腹水のことと考え合わせると、CTの結果だけでは腹膜播種の有無を判定することはできないと思います。

また、腹水または腹腔内洗浄水を採取して細胞診をすることによっても腹膜播種の有無を判断することができるようです。細胞診の結果が陽性であれば腹膜播種ありと判断されます。

しかしながら、これは、細胞診の結果が陰性であれば腹膜播種なしと判断することができる、ということではありません。腹膜播種や転移に限らず、何事もあることを証明するのは簡単ですが、ないことを証明することは困難です。

私は、2015年2月20日に第1回目の腹腔内投与をする際に、腹水を採取し細胞診を行いました。実際には腹水が溜まっていなかったので、リザーバーポートから腹腔内に水を注入し、その水を採取しました。

この時の細胞診の結果は陰性でした(その時の記事はこちら)。腹水採取の1週間前(2015年2月13日)に行った審査腹腔鏡の画像には、はっきりと広範囲に広がる厚い腹膜播種が映し出されていたのに(その時の記事はこちら)。

この例からもわかるように、腹腔内から採取した水の細胞診の結果が陰性であっても腹膜播種がないとは言い切れません。

私は、2015年4月10日にPET-CT検査を受けました。この検査では、骨に検査薬が集積していることがわかりました。骨転移です。腹膜を含め、その他の部位に検査薬の集積は認められませんでした。

この時の説明で、CT同様、PET-CTの画像には腹膜播種は映らない、と言われたと思います。この記憶が確かであれば、PET-CTで検査薬の集積が認められないからといって腹膜播種がないと断定することはできないと思います。

結局のところ、様々な検査を経験してみて、審査腹腔鏡や開腹によって医師が眼で確かめなければ腹膜播種の有無を判断することは難しいのではないでしょうか。あくまでも素人考えですが。

患者としては、医師から「CT画像やPET-CT画像で腹膜に癌細胞があるとは認められない。」とか、「腹水や腹腔内洗浄水の細胞診で癌細胞が認められない。」と言われても、安心することができません。

最悪なのは、開腹してみたら腹膜播種でした、というのです。これは、完全に医師や治療に対して不信感を抱きます。ステージIIかIIIのつもりが開腹してみたらIVでした、と言うのも同様です。

医師は、そこのところをよく肝に銘じて診断にあたってほしいと思います。

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コメント

こんばんは。さあやん嫁です。ほんとに、そうですよね。私の夫は、2014,7,01に受けた人間ドックのバリウム検査にて、胃ガンの可能性ありということで、行きたい病院を見つけたらそこに紹介状を書くからと言われ、今の病院で、胃カメラをし、細胞診をしたら、スキルス、かなり悪性おそらくステージ4と言われ、2014、7、29に胃全摘手術。その時に説明では、実際に細胞をしらべないとステージはわからないといわれました。しらべたら、スキルスで、やはりステージ4。当初の脾臓などの摘出はありません。また、腹膜播種も、目に見える範囲ではありませんが、ガンが胃の壁にしみこんでいる深さからステージ4といわれました。2014,9,1から、抗がん剤治療を受け、肉眼で見えない転移とたたかっています。医師によって判断がちがうのは、おかしいです。うちは、リンパを30以上とりましたが、他臓器は摘出していないのに、なぜ、ステージ4なのかと主治医に聞いたら、侵潤の深さで決めると言っていました。
あたる医師で治療がかわるのはおかしいです。命かけてますから。

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Re: さあやん嫁様

浸潤が深いからステージIVということなのでしょうか?。浸潤が深くても遠隔転移がなければステージIIIB,IIICでは?。医師によって基準が違うのかしら?。

Re: 5/5に秘信をくれた方へ

コメント、ありがとうございます。
開腹よりは腹腔鏡の方が体へのダメージは小さいですよね。確かに審査腹腔鏡で腹膜播種が認められない場合に開腹手術を行うのでは、手術を2度することになり、その方が体へのダメージが大きくなるから、審査腹腔鏡を省くのかしら?。

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