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紅光

Author:紅光
紅光(男、54歳)です。
2013年12月にスキルス性胃ガン(ステージIV)の告知を受け、闘病生活が始まりました。

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医師に願うこと

昨夜、患者会の会員と夜遅くまで電話で話をしました。会員は、患者の家族です。

患者はスキルス性胃ガンに罹患しており、検査や、抗がん剤治療を始めるための緩和的な処置を行うため、入院しています。

緩和的な処置を行ったことが原因なのか、感染症を起こし、高熱に苦しみ、その他の気になる症状も出て、抗がん剤治療を始められずにいます。

会員は、毎日、入院先の病院を訪れ、患者に寄り添っています。

会員は「今の症状が落ち着くのか、不安。抗がん剤を始められない間にガンがどんどん進行してしまうのではないかと不安で不安でしょうがない」と言っています。

緩和的な処置による症状はいずれ落ち着くこと、抗がん剤投与が延び延びになっているからといって驚くほど急速な悪化はないこと、を話しました。

それでも会員の不安は全く解消しません。

よくよく聞いてみると、主治医なのか病院なのか、両方なのか、不信感を抱いているのが不安の根本的な原因のようです。

患者に何らかの症状が出て不安に思った時、看護師にそれを訴えて診てほしいことを告げても、主治医は患者の元に来なかったそうです。

元々、ベッドサイドに主治医があまり来ない、ということで知られている病院ではありますが。。。

医師からみれば、緩和的な処置によって引き起こされる、珍しくもない症状の一つなのかもしれません。

でも、患者や家族にとっては初めての経験です。初めは誰もがガン患者の素人なのです。不安になって当たり前です。

主治医が診に来てくれて、患者や家族が納得する説明をする、必要であれば処置をする、ということを実行してくれていたならば、主治医に信頼を置き、不安も解消されたであろうと推測します。

また、スキルス性胃ガンは進行胃ガンですが、胃ガン発見時の検査をした医師は、進行胃ガンとだけ告げたようです。

そのため、会員も患者も極めて進行の速いガンであると思い、気が動転し、狼狽してしまっています。

進行胃ガンとは、例えば内視鏡等で切除可能な早期の病状を意味する「早期胃ガン」に対する術語であり、今の病状がある程度進んだ段階にある、ということを表しているに過ぎません。

決して短期間でアッという間に進行する、ということではありません。

実際に、抗がん剤治療においては、白血球の減少などの副作用により、抗がん剤を休止することはよくあることです。

スキルス性胃ガンでも、その休止中に急速に病状が悪化することはありません。

初めに医師が進行胃ガンではあるけれども、その進行の意味は「進行の速いガン」ということではない、ということをキチンと説明してくれていれば、要らぬ心配をせずに済みます。

医療従事者にとって当たり前な術語でも、ガン患者に成り立ての素人にはわかりません。

「進行胃ガン」と言われれば、ただでさえ頭が白くなっている身としては、進行の速い、と受け取っても止むを得ないことです。

プロである医療従事者は、素人である患者や家族に丁寧に説明してほしいと思います。

切に医療従事者にお願いします。

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コメント

おはようございます。
ご自身の治療の中、会の活動の原点の会員の話を聞くという時間と体力のいる活動を充分すぎるくらいして頂きありがとうございます。
医療者の心ひとつで気持ちが救われる‼
気持ちは、治療に繋がる。
訴えて行きたいです‼お疲れ様です。

Re: さあやん嫁様

おそらく医療従事者側は、言葉足らずであること、説明不足であること、医師がそばに来てくれるだけでどれだけ患者や家族が安心できるか、ということをあまり認識していないのだと思います。大病を患って初めて患者の気持ちがわかるのだと思います。そういうことを根気良く訴えていきたいですね。

せめて、もう少し・・・

紅光さま
こんにちは。
そうでしたか・・・。
せめて、もう少し患者さんのお心に寄り添ってくだされば、不安も解消するのではと存じますが、いろいろな先生がおられるのですね・・・。

お医者さんには患者の目線に立って話すことのできるコミュニケーション能力をまず鍛えてほしいです。医療的なスキルがいくらあってもそれが無ければ全て台無しです。
これは外科医、内科医関係無い話ですね。


Re: みぃち様

医療従事者を交えた患者会の交流会などを通じて、医療従事者の意識改革をできると良いですね。もちろん、患者側も自分の病気に対する知識を持つ必要があると思いますが。。。

Re: n様

医学部のカリキュラムに、コミュニケーションスキルを磨く講座を設け、実際の患者を相手にしてコミュニケーションをとる訓練を積んでほしいです。患者会の集まりに出席させても良いかも、です。

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