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紅光

Author:紅光
紅光(男、54歳)です。
2013年12月にスキルス性胃ガン(ステージIV)の告知を受け、闘病生活が始まりました。

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終末期のこと

今日は緩和ケア外来の日でした。

久しぶりに家内と一緒に行き、終末期の過ごし方について緩和ケアの先生と話し込みました。

今の抗がん剤の効きが悪くなってきていること、おそらく次が最後の抗がん剤であること、その抗がん剤が効くという保証はないこと、などから、先が見え始めています。

今の段階で終末期の過ごし方を確認しておかないと、アレヨアレヨと悪化した時には、受け入れ先がなくなるおそれがあります。

どこの医療機関も緩和病棟は空き待ち状態です。数ヶ月待ちは当たり前、1年以上の空き待ちもあるようです。

この疾患は、悪化し始めると1~数ヶ月で旅立ちます。

従って、悪化し始めてから、入院できる緩和病棟を探したり、在宅の場合の訪問医を探したりしたのでは遅いのです。

間に合わないこともあり得ます。

そうならないよう、元気なうちに最期の迎え方を考え、主治医や、かかっているのなら緩和医と話し合っておくことを勧めます。

私の場合、既に緩和ケア外来にかかっているので、緩和病棟への入院が必要、と医師が判断すれば、待たずにすぐに入院できる、とのことです。

まずは一安心。

また、緩和病棟から在宅看護へ切り替える際、あるいは最初から在宅看護を望む場合には、今かかっている緩和医が自宅近辺の訪問医を紹介してくれます。

在宅看護であっても、その訪問医と今の緩和医とが連携をしてくれるので、在宅看護中に入院が必要な事態になると、再び緩和病棟に入院できます。

まさに理想的な終末期を過ごせます。いつでも緩和病棟に戻れるのなら、安心して在宅看護を選択することができます。

私の場合、基本は在宅看護で。

数年前に父を在宅看護で看取った経験があるので、在宅看護のおおよそはわかっているつもりです。

手に余る場合は、もちろん緩和病棟に入院です。

なるべく家族に面倒をかけずに、安らかに逝きたいと思っています。

今のシステムなら、それを実現できそうです。

元々は、この終末期の過ごし方を実現すべく、今の病院への転院を決断したのです。

元気なうちから終末期の過ごし方を話し合うなんて、と眉をひそめる方もいるでしょう。

でも、元気なうちだからこそ、話し合っておくべき事柄なのです。

決して治療を諦めたわけでもないし、病に屈したわけでもありません。

病気から目を逸らさずに、病気を真摯に受け止め、冷静に判断したからこそ、終末期の過ごし方を考えることができるのです。

目を逸らしても、受け止めることができなくても、ステージIVのスキルス性胃ガンという極めて厳しい病気であることに変わりはありません。

残された時間を、目を逸らしてビクビクしながら生きても、充実した日々を送ることはできません。

真正面から向き合い、最期に至るまでの過程を思い描くことができたので、あとはやるべきことをするだけです。

ビクビク不安な気持ちはありません。むしろ、サバサバとしています。

あと少しの時間、まだまだやりたいことがあります。少なくとも3つは。

いくつできるか、応援のほど、よろしくお願いします。

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コメント

ガン闘病はリスクヘッジの連続ですね。
リスクヘッジのためには冷静な現状分析が必要であり、今回の終末期の相談もその一環であると感じています。
決して悲観的には捉えていません。
紅光さんの考え方も分かってきました。
とりあえず、次の治療も効くことを信じています。
そして、次なる1手を切り開いて生存なさることを祈ります。

Re: n様

ありがとうございます。
何の根拠もないのですが、次の薬も効くと思っています。効かない場合の次の一手とその次の一手も考えています。
応援のほど、よろしくお願いいたします。

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